B
BuildMate
準備・心構え AI入門

AI導入前に「現在の業務棚卸し」を30分でやる方法

木村 拓隆 2026-01-27

「AIを使いたいけど、どの業務に使えるか分からない」という場合の多くは、現在の業務が整理されていないことが原因です。30分の業務棚卸しで、AIを使うべき業務が明確になります。

業務棚卸しとは、現在行っている業務を「繰り返し頻度・かかる時間・文章作業の有無」の3軸で整理することです。AIが役立つ業務と、人間が直接対応すべき業務を明確に分けることが目的です。

業務棚卸しの進め方(30分でできる)

業務棚卸しは以下の3ステップで30分で完了します。①リスト化(15分):1日・1週間で行っている業務を思いつく限り書き出す。②分類(10分):各業務を「毎日/毎週/毎月」の頻度と「文章あり/なし」で分類する。③優先順位(5分):頻度が高く文章作業がある業務を「AI活用候補1位」とする。この3ステップで、どの業務からAIを試すべきかが一目瞭然になります。

AIが使いやすい業務の特徴

AIが特に役立つ業務には共通した特徴があります。①定期的に繰り返される(毎週の連絡文・月次レポートなど)、②文章を書く・整理する作業がある(メール・報告書・案内文など)、③正解が複数存在する(表現・構成に複数の選択肢がある)。これらの特徴を持つ業務は、AIによる効率化の恩恵が大きい業務です。

AIが使いにくい業務の特徴

一方、AIだけに任せにくい業務もあります。①感情や人間関係が直接関わる業務(患者・利用者への直接対応、スタッフへの個別指導)、②法的・専門的な最終判断が必要な業務(医療判断・法的アドバイス)、③当日の状況や最新情報を踏まえて判断する業務(最新の市況・当日の状況判断)です。検索や外部データ参照で補助できる場面はありますが、最終判断は人間が担う必要があります。

棚卸し結果をAI活用計画に変える

業務棚卸しが完了したら、「AI活用候補1位」の業務を今週中に試してみてください。試した結果を「時間がどのくらい短縮されたか」「出力の品質はどうだったか」という2点で簡単に振り返ります。この振り返りを記録しておくことで、組織内でのAI活用効果の説明資料になります。

この記事のまとめ

「業務を棚卸しすると、AIに頼めることが思ったより多いことに気づきます。気づきが行動の起点になります。」BuildMate代表・木村拓隆

よくある質問

Q. 業務棚卸しは一人でやるべきですか、チームでやるべきですか?

最初は一人でもできます。ただし、チームで行うと「私の業務ではAIが使えそう」という気づきが多人数から出るため、組織全体のAI活用候補が増えます。管理職の方は、チームミーティングの30分を使って一緒にやることをおすすめします。

Q. 業務棚卸しをせずにAIを始めてもいいですか?

はい、始めても構いません。ただし棚卸しなしで始めると「何に使えばいいか分からない」状態が続きやすく、試行が散漫になります。30分の棚卸しで方向性が定まるため、投資対効果は高いです。

Q. 棚卸しシートのテンプレートはありますか?

BuildMateでは無料相談の中で業務棚卸しシートのひな形をお渡しし、一緒に記入するサポートも行っています。「何から始めればいいか」を整理するサービスですので、お気軽にご相談ください。

木村 拓隆(BuildMate代表)

元・施工管理として1,200件以上の現場を経験後、SaaS企業で200社以上の業務効率化支援に従事。工務店・異業種を問わず「現場に定着するAI活用」を支援するAI活用コンシェルジュ。関西拠点・全国オンライン対応。

「うちでも使えるか」を一緒に確認しましょう

AIに詳しくなくても、相談内容が未整理でも大丈夫です。現状のお話を聞いてから、何から始めるかを一緒に整理します。勧誘・営業は一切行いません。

無料相談に申し込む
← AI活用入門ガイドに戻る